ゲームレビュー第一回 『サバイバルホラーの代名詞』
こんにちは、三道(さんどう)と申します。
このところ世間では、セブンシスターと呼称される太陽系に似た惑星系の発見や、マレーシア国内で起きた暗殺事件がニュースで話題になっているようです。
さて、素人ながら、つらつらと感想を残したく、ゲームレビューをさせて頂きたいと思います。
第一回のゲームについての感想は、以下の作品が題材でございます。
プレイステーション4 『biohazard HD REMASTER』
言わずと知れた、日本屈指のホラーゲームシリーズ「バイオハザード」の第一作を、高画質化した作品となります(正確には、2002年発売リメイク版のHDリマスターです)。
ゾンビと巨大生物が題材の、日本産サバイバルホラーの代表作と言えるでしょう。
今回は難易度ノーマルで一周クリア後の感想となります。
有名なゲームだけあって、様々な方がこの作品の独特の操作方法や優れたホラー演出についてレビューを執筆されております。
なので、私は個人的に感じた一点についてのみ、簡潔にまとめたいと思います。
それは、レベルデザイン(ステージおよび攻略難易度の構成)に関する事です。
結論から述べると、優れたサバイバルホラーというジャンルは、同時に優れたパズルゲームであると感じた、ということです。
敵キャラクターを退けるには銃弾が、受けたダメージを回復するには薬品が、進行状況を保存するには専用のアイテムが、それぞれ必要となるこのゲーム。
更に、プレイヤーの所持できるアイテムには個数制限があり、倉庫から何を持ち出して行こうか、という判断も必要になります。
物資の管理と活用、ステージの把握と通り道の選択が、非常に心地よい試行錯誤の体験をプレイヤーに与えている印象を受けました。
つまり、実際の行動よりも、攻略の筋道を組み立てる時間が、このゲームにとっての面白さにつながっていると感じたのです。
アクションとして腕を磨くのも一つの楽しみです。しかし「そろそろ弾薬消費を控えようか」とか「回復アイテムを多めに持ち歩こうかな」などの判断、「この道を通ると敵に見つかるから回り道をしようか」などの選択に対したときの成長こそが、「サバイバルホラー」としての真骨頂と言えるのではないでしょうか。
反射神経や、操作の上手い下手ではなく、頭脳に訴えかけるレベルデザイン。まるで良質なパズルゲームのようだ、とクリア後に感心いたしました。
最後になりましたが、以上の文章は、素人の人間が、個人的な感想を述べたものです。反対意見も多数有るかと存じますが、世の中にはこういう意見も有るんだな、というふうに見て頂けると幸いです。
それでは、これにて第一回のゲームレビューを終了とさせて頂きたいと思います。
長々とお付き合い頂きまして、まことにありがとうございました。